ビジネス研修体験談
北九州市立大学 文学部2年生(参加当時) 増田桜香さん
参加理由
目的は、大きく分けて二つあります。一つ目は、様々なバックグラウンドを持つ人々と交流することによって、大学で二年間過ごしてきて凝り固まってきているであろう思考を柔軟にすること。二つ目は、エンタメに興味があり、エンタメと言えばアメリカかなと思っていたので、1週間の滞在を通して、アメリカのエンタメについて自分なりの発見をすることです。
参加する前に思っていたこと
日本の大学に通っている全国各地の日本人学生、アメリカの大学に通っている日本人学生、アメリカの大学に通っているアメリカ人学生、アメリカで働いている日本人の社会人など、共通点や相違点がそれぞれ少しずつ違う人々との交流の機会は、普段の生活ではなかなか得られるものではないので、こういった人々との交流は特に楽しみにしていました。また、私にとっては三年ぶりの海外だったので、自分の英語がどれくらい通用するのかも楽しみでした。不安だったことは特になかったです。
ビジネス研修について
印象深かったこと
現在アメリカで働いている日本人の方々と交流するキャリアフォーラムが印象深かったです。6名の方の話を聞きましたが、それぞれ、渡米のきっかけや渡米した時の年齢が違っていたので、キャリアフォーラムを通して、自分の将来についてもっと柔軟に考えてもいいんだなと思いました。例えば、私は留学をするとしても就活の前に休学してからかななどと考えていましたが、一度社会人として働いてお金を貯めた後にアメリカの大学に通われた方もいらっしゃったので、将来については様々な選択肢があると感じました。
参加中に最も努力したこと
常にアンテナを張って自分なりの気づきを持つことです。アメリカの社会、経済、文化などの知識は日本にいても身につけられますが、ちょっとした違いなどは実際にアメリカに行ってみないと分かりません。自由時間には色々な場所を歩き、面白いと思ったもの、日本と違うなと思ったものは、写真を撮ったりして、日本に帰ってからも振り返れるようにしました。
ビジネス研修1日目の現地オリエンテーションにて、カリフォルニア・ロサンゼルスについて、『ファンタジーランド』、「新しいサービスが広まるスピードが早い」、シリコンビーチの特色として「テクノロジーと何かの組み合わせ(テクノロジー×エンタメなど)」があるという話などをしていただき、ロサンゼルス滞在中はそれが頭の中にあったので、Limeやその他道に放置されていて自由に使える乗り物を写真におさめました。そしてそこから、交通手段の違いから生まれるエンタメの違いはあるのかなと考えました。アメリカ滞在中、Limeをよく見かけたのを始めとし、Uberもとてもよく使ったことから、アメリカでは個人での移動が多いのかなと思ったのですが、日本ではどちらかというとバス・モノレールなどを見ることが多く、まとまった人数での移動が多いと思いました。移動の仕方が違うと、そこでの過ごし方にも違いがあり、移動中のエンタメも違ってくるのかなと考えました。
また、他にも、日本では見ないもの、なんとなく面白いと感じたものを撮影して、それぞれエンタメに結びつけられないかなと考えながら道を歩いていました。下の写真はロサンゼルス滞在中のショッピングモールで見かけました。
本プログラムを体験してみて
本プログラムで得られたことと、今後の活かし方
ビジネス研修は4日間だったので、この研修を通して何か力を身につけたと言うよりも、「様々なバックグラウンドを持つ人々との交流」という機会が持てたこと自体が私にとっては大きなことだったと思っています。もちろん、アメリカに滞在した1週間で学んだこと、気づいたことはたくさんありますが、今後の生活でも、ビジネス研修で出会った人のことや話したことをふと思い出し、何か気づくこともあると思います。それによって生まれるアイデアなどもあると思うので、様々な場面でこの研修は生きてくると感じました。
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Yesです
私自身、エンタメに興味はあるけど将来何をするかは具体的に定まっていない、留学もしてみたいけど迷っているという状況の中での参加だったのですが、このプログラムに参加したことによって、大学在学中や社会人になってから、また、人生を通してやりたいことも増えて、様々な選択肢が見えてきたので、将来について迷っている人や海外に興味があるけど何をしようか悩んでる人にはとても良いきっかけ作りになると思います!