オンラインインターンシップ体験談:異文化交流を支援する団体

明治学院大学国際学部国際学科 2年生(参加当時) M.W.さん

参加理由

私は日本人と外国人のつながりを築くために働きたいと思っていました。
同時に、言語を学ぶことは楽しくて役立つので、日本人の私からアメリカの人にそのような日本語を学ぶ利点も伝えながら、アメリカ人が日本語に何を期待し、日本に対してどのような印象を持っているかを学びたいとも思いました。
さらに、ネイティブスピーカーと仕事をするためのビジネスレベルの英語の習得や、交渉する、他人の話を聞く、外国人同士のつながりを作るなどのコミュニケーションスキル、聞き手に説得力を持って伝えるためのウェブやソーシャルネットワーキングのスキルは、自分の将来のキャリアに役立つとも思いました。

日本語を学ぶアメリカの高校生のための「勉強会」
セッションの準備・運営のサポートがお仕事でした

参加する前に思っていたこと

ZOOMは大学の授業で使っていたものの、全てがオンラインなので、パソコンの不具合などが起こらないか不安でした。また、英語圏の方を相手にオンラインでやり取りするのも初めてなので、英語で話せるか不安でした。
一方で、業務内容が日本語を学ぶアメリカの高校生のサポートに関することだったので、彼らがどれくらい日本語を喋れるのかということや、社会人に混じって働くということに関しては楽しみにしていました。

インターンシップについて

実習先の日々の仕事

パワーポイント資料作成、翻訳作業、ミーティング参加、日本語を学ぶアメリカ人高校生のための「勉強会」セッション(週1回)やカルチャーデイの準備・運営、SNSでの発信など、色々な経験ができました。やりがいもあり、とても良かったです。

SNSの文章作成も業務の一つでした
どの仕事にもまんべんなく取り組みましたが、最も時間をかけたのはパワーポイントでした。これは週末に行われる「勉強会」で使う問題をテンプレートに合わせてルビや画像を付けたりしながら作るのですが、その漢字は生徒が今の日本語レベルで読んで分かるのかを気を遣いながら作っていきました。カルチャーデイというイベントの場では、タイムキーパーを任されました。
メンターの方はとても気さくで、いろいろと気を遣ってくれる方でした。週3日のインターンの日には毎回業務開始時にミーティングをして、それから業務に取りかかっていました。週1回は他の方も参加する全体のミーティングにも参加しました。

実習で印象深かったこと

日本語を学ぶアメリカの学生と、日本語の「勉強会」で出会い、彼らのひたむきな姿に感動しました。想像以上に日本語が上手だったし、純粋に日本語を学ぶことを楽しんでいる印象を受けました。

実習中に最も努力したこと

やはりパワーポイントの資料作成のことが印象に残っています。最初の業務であったし、大きなファイルを2セット作らないといけなかったのですが、結構な量の仕事をやり遂げ、実際にそのファイルが「勉強会」で使われているのを見たとき、自分のやってきたことがここでこういうふうに役立っているんだと実感でき、達成感が湧きました!
また、連絡をコンスタントに取りることで、タスクに抜けがないようにしました。

本プログラムを体験してみて

本プログラムで得られたことと、今後の活かし方

オンラインで自分を伝える力が一番身についたと思います。話を聞いて理解したら大きく頷いたり頻繁にレスポンスしたりするとか、表情を明るくするとか、そういうことでコミュニケーションが円滑になったと思います。
また、英語に頻繁に触れる機会を作れたので、英語の耳ができてみんなが言っていることが分かるようになり、英語に抵抗がなくなり、自信がつきました。大学では新学期から、英語で学ぶ授業をすすんで取るようになりました。

このプログラムを後輩や友人に薦められそうですか?
Yesであれば、その方々へメッセージをお願いします!

Yes!
海外の人と繋がって、実際に日本でも仕事ができるプログラムです。オンラインではあるけれども、たくさんの人と繋がって、成果とか大事なこととかを得ることができます。これからのオンライン主流の時代に向けて、その使い方を学べるのがポイントだと思います。


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