インターンシップ体験談:寿司シェフ養成学校

青山学院大学経済学部経済学科 4年生(参加当時) 佐々木快盛さん

インターン先の学校で学ぶ生徒さんたちと

参加理由

海外に行ったことがなく、日本の価値観しか知らなかったので、自分の狭い枠で収まっていた価値観を広げ、思考の幅を広げるために、本プログラムに参加しました。

参加する前に思っていたこと

海外に行くこと自体が初だったので、現地集合と聞いたときは、ロサンゼルス空港から集合場所までたどり着けるのかとても不安でした。また、自分の言語力がホームステイ先やインターン先で通用するのかとても心配でしたが、関わってくださった方々全員がとてもやさしくて、おかげさまで何とかなりました。

インターンシップについて

実習先の日々の仕事

・授業内での先生の補助(配膳、具材の用意、インスタ用の写真撮影、皿洗い)
・買い出し
・掃除、洗濯
・インスタの宣伝用のストーリー、投稿作成
・スクールで学ぶ生徒へのインタビューとレポート作成

実習先での1日の流れ

  • 8:00 出社→外掃除
  • 8:30 先生の授業の補助、インスタの宣伝用のストーリー・投稿作成
  • 12:30 昼食→片付け、生徒へのインタビュー
  • 13:30 洗濯、次の日の授業の準備(買い出し、具材や食器などの準備)
  • 16:00 退社
生徒さんが握ったお寿司が昼食
「日本酒が人気らしい」と感じた、日本スーパーでの買い出し

実習で印象深かったこと、大変だったこと

寿司シェフ養成学校の授業風景

11人の生徒へのインタビューがとても印象深かったです。インタビューの内容は、
(1)なぜこの学校に通っているのか
(2)なぜ寿司を選んだのか
(3)Andy先生(スクールの先生)についてどう思っているか
(4)あなたの人生の目標は何か
の主に4つのことをきくものでした。
ネイティブの方々とのオールイングリッシュでのやり取りでとても大変でしたが、寿司学校に通っている目的や興味を持った背景、目標などが個性豊かで、自分の発想とは全く違った考え方に多く触れることができ、価値観を大きく広げることができました。

実習中に最も努力したこと

インターン前に立てた目標にも「鬼メンタル」の文字が
言語の壁が多くの場所で立ちはだかってきたので、その壁に屈することなく、伝えたいことを自分が納得するまで伝えられるように努力しました。そして、それと同じくらい、相手が何を言おうとしているのか、理解できるまで粘り強く聞き続けました。分からない部分はメモ帳とペンを渡して単語を書いてもらったり、グーグル翻訳に頼ったりして、分かろうとする努力をしました。また、積極的に話しかけて、思ったように意思疎通が図れなくても、深く考えず、次に上手くできるように努力できるメンタルを鍛え上げることにも注力しました。

本プログラムを体験してみて

本プログラムで得られたことと、今後の活かし方

違う国、違う文化の違う評価軸の中で生活している人々の考え方に触れることで、自分の自分自身に対しての見方が変化しました。
今まで物事を考え、評価する際は、自分の頭では考えるものの、他の人の考えに照らし合わせ、比較するという癖がありましたが、このプログラムを通して、自分としての評価軸を身に付けることができました。他者との比較の中でとらえる自分以外に、自分軸で評価した自分という新たな見方を得ることができたので、日々生活する上で、自分は何がしたいのかを自分視点でまず考え、次に他者との折り合いの中で考えていくというより満足度を高める選択ができると考えています。

このプログラムを後輩や友人に薦められそうですか?
Yesであれば、その方々へメッセージをお願いします!

もちろんYesです。
今世間では、いまだかつてない水準での円安で、参加するのがとても大変な方々もいらっしゃると思いますが、僕個人としては、このプログラムで得たものはお金では買えないものと言っても過言ではないくらいに、僕の考え方、ひいては人生に影響を与えるものだと考えています。このプログラムでしか出会えなかった人、行けなかった場所、触れられなかった価値観がたくさんあり、少し勇気を振り絞るだけでこんなにも貴重な体験ができるのかと驚きました。
行くまで、そして行っている間も様々な不安は後を絶ちませんが、プログラムを終えた時には、自分の行動力や生き抜く力、成長度に感心し、大きな自信になることでしょう。大きく成長した自分に会いたいと思った方、踏み出すなら今です。

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