インターンシップ体験談:コンサルティング会社
筑波大学理工学群 2年生(参加当時)鈴木美尋さん

参加理由
今まで海外に行ったことがなかったため、時間のある大学生の夏休みに海外に行こうと決めました。ですが、折角行くなら何か自分の身になる経験がしたいと思い、大学のホームページで探していたところ、このプログラムを見つけました。このプログラムを通して、何かしら成長できること、また生の英語に触れることが、私のプログラムに参加した目的でした。
参加する前に思っていたこと
最も楽しみだったことはホームステイに行くことでした。アメリカで暮らすという体験ができるからです。一方、英語で話すことがとても不安でした。英語は大学受験で勉強した以来、話したことがなかったため、ホストファミリーと意思疎通が取れるのか少し心配でした。
インターンシップについて
【行ったタスク】
アメリカに進出する日本企業向けのコンサルティング会社でインターンシップを体験しました。実際に行ったタスクは、取引先とのメールのやり取りやスライド製作、エクセル表の整理、議事録作成、リサーチなど様々ありました。
【1日のスケジュール】
始業時間に合わせてオフィスに向かい、特に朝礼等はなく仕事を始めました。昼食の時間は12:30~13:30と決まっていました。終業時間になったら各々帰るという流れでした。

実習で印象深かったこと、大変だったこと
印象深かったことは社員さんの仕事への姿勢です。幅広い分野へアプローチしている仕事をしていましたが、どの分野に対しても知識を得ようとする姿勢が素敵だなと思いました。また、仕事の中ではリサーチの仕事が特に大変でした。かなり専門的な知識を英語でリサーチしないといけなかったため、内容的にも特に難しかったです。
実習で最も努力したこと
一番努力したことは、仕事内容を逐一整理することです。短期間の研修であったにも関わらず、沢山の仕事を振っていただきました。一度に複数の仕事を割り当てられた時もあったため、どの仕事が優先順位が上なのか整理し、やるべきことから仕事を進めていきました。自分では優先順位が分からない仕事もあったので、その時はいつまでに進めてほしいのか聞き、期限に合わせるようにしました。
ホームステイについて
よかったこと・悪かったこと
とても親切で、海外から来た自分を受け入れてくれている気持ちが伝わってきたので、そこまで緊張することなく過ごすことができました。朝食は「これ食べる?」と聞いてくださったので、その日の体調や気分に合わせて用意してもらうことができました。周囲の家も含めて夜更かしの人が多かったため、夜の間少し騒がしく感じてしまい、寝付けない時もあったのは少し大変でした。

ホームステイで努力したこと
とにかくコミュニケーションをとることを意識しました。夕食の時間に家族の誰かがいるときは、その日あったことを伝えようとしました。かなり拙い英語ではありましたが、ホストファミリーの方が意味を汲み取ろうとしてくださったため、楽しく会話をすることができました。

本プログラムを体験してみて
本プログラムで得られたことと、今後の活かし方
本プログラムを通して、私でも海外でやり切れるんだという自信を得ることができました。正直、インターンの1日目で挫けそうでした。慣れない土地での慣れないホームステイ、大学生の時間割に慣れ切った体でのフルタイムの仕事、また買い物をしたいのに通じない自分の英語で、辛いことが一気に重なったためかなり辛かったです。ですが、やりきることができました。そして何とか最終日まで続けることができました。この経験から、トライすれば何でもできるのではないかと思えるようになりました。今後「やってみたいけど不安が多い…」という場面に出くわしても、恐らく挑戦することができると思います。きっと成長の機会をより多く手にすることができると思っています。

このプログラムを後輩や友人に薦められそうですか?Yesであれば、その方々へメッセージをお願いします!
Yesです!
沢山の成長の機会を提供してくださるため、必ず成長できます。英語が不安だったとしても大丈夫です。コミュニケーションを取りたいという気持ちがあれば何とか通じます。このプログラムを通して沢山の出会いがありました。同じプログラムに参加した他の学校の人に会えたことも本当に貴重な出会いとなりました。私とは全く違うところで生きていることを知り、私の人生の選択肢が広がったのを感じました。このプログラムで得られたものは一生自分の味方になります。もし、参加を迷っているのであれば是非参加してほしいです!
