体験談:教育研修企画・運営企業でオンラインインターン(課題解決型コース)(大学1年生)

オンラインインターンシップ体験談:教育研修企画・運営企業

創価大学国際教養学部 1年生(参加当時) 平野絵理さん

参加理由

創価大学に入学してより1年間、ほとんどの時間をオンラインで過ごし、なかなか課外活動などに取り組みたくても挑戦できない環境に、歯がゆい思いを何度もしました。コロナ禍であっても何かに挑戦したい、何か自分のキャリアについて深め、将来の進路について考えるきっかけを作りたいと思ってい矢先に、このインターンシップの開催を知りました。オンラインであっても海外とつながり、実際の就業体験ができること、研修中のサポートの手厚さ、様々な業種の研修先が用意されていることに魅力を感じ、挑戦しようと決意しました。そして、「働く」ということはどういうことなのか、働くうえで必要な能力やスキルを学ぶことができる良い機会になると思い、応募しました。

参加する前に思っていたこと

「働く」ということが初めての経験だったので、インターンシップに参加すること自体がとても楽しみでした。しかし、それとは反面、初めてだったので、業務にしっかりと取り組むことができるかどうか不安な一面もありました。また、海外の企業であり、英語を使う機会もあると伺っていたので、自分の英語力を伸ばすのにいい機会だなと思っていました。

インターンシップについて

実習先の日々の仕事

課題:【コロナ禍で激減した日本人客を取り戻す策として、実習先企業主催のホテル滞在型研修プログラムを素材に、日本人客がより快適にホテル滞在するための提案】を企画し、プレゼンテーションを実施する
・マーケティング調査の企画、設計、実施、分析、報告
・バーチャルツアーによるホテルの視察

バーチャルツアーで宿泊経験の無いホテルを視察
ツアー中に出会うホテルスタッフに質問して会話
・ホテル支配人へのインタビュー(英語)
・ホテルへの日本人向けマーケティング戦略の企画
・ホテルへの改善提案プレゼンテーション(英語)
・実習先企業のホテル滞在型研修プログラムへの改善案の企画
・実習先企業へのプログラム改善提案プレゼンテーション(日本語)

実習先との1日の流れ

マーケティングに関するレクチャーがありました

午前中に、実習先企業の担当者の方とミーティングを行いました。レクチャーを通して企業が提供しているプログラムについて理解を深め、マーケティング調査の実施の仕方・手法などを学びました。タスク内容の確認も行いました。
午後は、同じインターンシップに参加しているチームの方たちとミーティングを行い、実際にデータの分析の実施や、改善提案プレゼンテーションに向けての議論や準備を行いました。
1日の最後にはレポートを記入し、自分が取り組んだことを振り返りました。

実習で印象深かったこと

印象的だったことは、インターン実施期間中に、実習先の担当者の方とキャリアや就職に関するお話をさせていただいたことです。働くこと、就職に対する見方が変わり、自分が本当にやりたいことをしっかりと見つけていこうと思うことができました。
大変だったことは、主な業務内容であった改善提案プレゼンテーションに向けての準備です。中間発表の際にいただいたフィードバックをもとに、よりよい最終プレゼンテーションにするための更なる議論や修正が一番大変でした。
また、ほとんどの業務が同じインターンシップに参加している方とのグループワークでしたので、チームディスカッションにおいても大変さを感じました。違う意見・価値観を持った方たちと、共通の提案事項をまとめていく過程はとても大変でしたが、ビジネスにおいて、いろんな観点から物事を見ていく上では、この過程は絶対に乗り越えていかなければならないものだと感じました。

実習中に最も努力したこと

チームのメンバーとのディスカッションです。チームのディスカッションでは、いかにメンバーの意見をすり合わせ、ひとつにまとめていくのが大変でしたが、最も力を入れたからこそ、短い期間ではありましたが、チームワークを築くことができたと感じています。

本プログラムを体験してみて

本プログラムで得られたことと、今後の活かし方

ホテルと実習先企業にそれぞれ異なる提案をプレゼン
今回のインターンシップを通して、人に伝える力、ひとつの物事を様々な観点から精査する力、自己管理力を身につけることができたと思っています。
人に伝える力の面では、プレゼンテーションを通して、いかに多くの情報をわかりやすく端的に伝えることができるのか、聞き手の立場になって考えることで、どうしたら効率的に、効果的に人に自分の考えや意見を伝えることができるのかをとても考えさせられ、ひとつの力として、身についたと思っています。
ひとつの物事を様々な観点から精査する力については、提案項目を考える際、顧客はどのような価値を受けることができるのか、コストに見合ったパーフォーマンスになるのか、提供する企業側の視点はどうなのか、手間や時間はどれくらいかかるのか、メリットデメリットは何か、など、あらゆる観点から精査し、よりベストで実現可能な提案ができるよう考え抜いたことで、この力が伸びたように思います。
ホテルの支配人からの質問によって、見落としていた観点に気づかされたこともありました
そして、自己管理能力の面では、テレワークということもあり、社員の方とのミーティング、チームミーティングが終了し、個人タスクに取り組む際、自分を律し、自宅の環境で仕事に集中することがとても大変に感じることもありました。だからこそ、どの場所にいようが、自分の果たさなければいけない責任を見直し、よりタイムマネジメントの力もついたように思います。また、インターンの研修日や、週ごとに、レポートがありましたので、自分の行った業務や学んだことを言語化することで、より自分の成長を明確化することができるようになりました。
これらの力は、今後の大学生活の中だけでなく、社会に出て以降も活かすことができると思っています。

このプログラムを後輩や友人に薦められそうですか?
Yesであれば、その方々へメッセージをお願いします!

Yes‼
「働く」ことを今まで全く経験していなかった私が、今回のインターンシップを通して、「価値を創造し、人を幸せにする」という仕事の本質を学ばせていただきました。そのほかにも、将来の進路を決定する上での、自分自身との向き合い方なども学ばせていただき、とても貴重な体験となりました。オンラインではありましたが、だからこそ、働く大変さや、自己管理力の必要性も感じることができました。一瞬一瞬が本当に学びの多い時間です。
必ず、自分の力になると思います。ぜひたくさんの方に参加してほしいと思います。
新たな自分との出会い、そして、新しい経験が必ずできます!


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